【要約・実践】佐藤優『読書の技法』は知慧への切符

『読書の技法』表紙 本からの学び
「知慧の書」を読み解こう

佐藤優氏の著書『読書の技法』をご存知ですか?

 

3つの読書法を知ることで、膨大な知識を得ることができる方法論です。

 

私は学生時代、この本との出会いによって知識の収集に目覚め、それが結果として独立してドイツにて生活している現在に繋がっています。

 

この本は「人生を変えた書」とも言えるかもしれません。それほどの威力があるのです。

 

エッセンスをまとめ、私なりの実践を交えてシェアしたいと思います。

佐藤優『読書の技法』に書かれていること

技術面に関しては非常にすっきりと説明されており、3つの大きく異なった読書スタンスを使い分けます。

「熟読術」

これが最も難しい。

月に500冊読める佐藤勝氏でも、この「熟読術」で読める本は月に2、3冊とのこと。

 

本を基本的には「3度読み」する。

 

  • 1度目は鉛筆で重要箇所を線引き・囲いながら読む。
  • 2度目は線引き・囲いをした場所を適宜修正しつつ(2度目は本の全体構成がわかっていて線を引くべき場所が変わってくるため修正を加える)、ノートに重要箇所を写しながら読む。
  • 3度目それまでの2回で学習した本の構成を踏まえて読み通す。

 

この「熟読術」を使うべきなのは「自分にとって全く新しいジャンルの重要な入門書を読む時」です。予備知識がない時に使います。

「超速読術」

「読むべき本」を見分けるために使う読み方。

 

とにかく早くページをめくり「自分が得たい情報か」を見抜く。

 

とても簡単だが、「タイトルだけに引かれて無駄な読書」をしないためには絶対に必要。

 

読むべき本であれば、先に挙げた「熟読術」あるいは次の「速読術」で読み直す。

「速読術」

難しいが最も大切。

 

  • 早く、しかし飛ばしたりはせず、読む。立ち止まらない。
  • その上で重要箇所と思われる部分は鉛筆で囲い、あとで戻れるように折り目をつける。
  • 読み切ったら直ちに、鉛筆で囲った重要箇所をノートに写し「復習」をする。

 

この復習が本当に重要。実際私の場合ノートを取らなかった本に関してはほとんど内容が残らなかったです。それでは本末転倒です。

 

ただ「復習」を行った際の効果はすごいです。本の要所を約1時間ほどで押さえることができ、これを繰り返せば間違いなく人並み外れた知識を手にすることができるでしょう。

 

実際私もこの手法で短期間に100冊・200冊と本を読み進め、必要な知識を集め、また深めていくことができました。

 

この3つの読み方を使い分けることによって、非常に速く、且つ強固な知識を得ることが可能になります。

『読書の技法』中に紹介されている本が秀逸

また、この『読書の技法』の中にはたくさんの「教養」に関わる重要な書籍が紹介されています。

 

その中でも後に私が独立しドイツに渡ることができた大切な本が『外国語上達法』です。

『外国語上達法』

詳しい内容は他のページに譲りますが、【関連記事:ドイツ語学習法:不滅の名著『外国語上達法』から学ぶ最適解】この本は数ある言語習得関連の書籍の「原点」ともいうべき歴史的名著で、言語を学習する最も大切なことがずばり書かれています。

私は全くこの本の通りに実践し、ドイツ語を習得し、そのおかげで今ドイツで生活しています。

 

私はこの書籍を佐藤優氏の提唱する「熟読法」で読み、重要箇所をノートにまとめました。しかしすぐにこの本の内容を実践に移すことはできませんでした。その時私はまだ日本での仕事に追われる日々で、とてもドイツ行きを決断できる状態ではなかったからです・・・

 

しかし、この『読書の技法』が私の独立の夢を支えてくれました。ノートを使った「速読術」を用いることによって、少しの時間さえ捻出すれば、独立に向けての必要な知識を得ることができたからです。

 

いざ大量の知識を身につけ、なおかつドイツに飛び立てる環境が出来上がった時、『外国語上達法』に出会ってから7年が経っていました。

 

それにもかかわらず、この本の内容は私の中から全く抜け落ちていなかったのです。

もちろんノートも残ってましたので参照することも可能でしたし、その他幅広く知識を得るために読み漁った本からの書き抜きは大量のノートに収められていたので、それらを見返すことで知識が定着し、新たな発想にもつながりました。

いうまでもなくこの知識は、私が自分の生き方を転換した今も大きな指針となっています。

 

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

まとめ

私のように、「この本によって人生を変えた」人は沢山いるはずです。この『読書の技法』にはそれだけの力があります。

是非この『読書の技法』を糧に、人生をより豊かなものにしていってください。

 

読書の技法

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