ドイツ語学習法:不滅の名著『外国語上達法』から学ぶ最適解

美しい川 ドイツ語学習の最適解
知恵の「源流は」ここにある

ドイツ語の学習を始めたい、でもどこから手をつけるべきか悩んでいる・・ というかたに向けた記事です。

 

私はかつて日本で小学校の教員をやっておりましたが、独立してドイツで働きたいという願いを持っており数年前に独立してドイツでの生活を始めました。

私が2ヶ月でドイツ語の基礎を身につけた方法

ドイツに渡る前、私がドイツ語の勉強にしっかりと取り組めたのは約2ヶ月です。ですがドイツに来てすぐになんとか会話ができる状態にまではドイツ語を引き上げることができました。そのために私が使った方法が『外国語上達法』です。

 

「タネ本」という言葉をご存知でしょうか?世の中には数多くの本が存在しますが、それぞれのジャンルにはそのジャンルのほとんどの本の参考になっている「元ネタの本」というのが存在します。そして語学の学習における「タネ本」は何かと言えば、この『外国語上達法』となります。

 

覚えなければいけないものはたった二つ、語彙と文法

では歴史的名著とされているこの本が、語学学習において何を主張しているか、それは・・

「語彙(単語)」と「文法」の重要性です。

 

「なんだ、当たり前じゃん」と思われるでしょうが、この本ではこの「語彙」と「文法」それぞれの学習における問題に明確に答えを出しています。

千の単語を覚える

語彙と文法、この大切な2大要素でよく犯される間違いが、「文法を先に学ぶこと」だとこの本には書いてあります。確かに実際ドイツに来て、カフェに入った時、あると助かる知識は「動詞の順番」とか「変化」ではなくKaffee あるいはZucker といった単語です。

大事なことはこの千語が「最もよく使われる」千語であること。ドイツ語の単語帳はどれでもまず間違いありませんが、私はこれを使いました。

CDブック これなら覚えられる! ドイツ語単語帳

この単語帳の良いところは意味別のカテゴリー分けが絶妙で覚えやすいこと、一つひとつの単語が大きく印象に残りやすいことです。また見出し語以外の補足を含めて1500語の単語帳なので、その補足部分を飛ばして覚えるとちょうど千語ほどになります。ちなみに私はこの補足部分は飛ばし、最低限の千語のみに集中しました。

ちなみに覚え方はこのようにしました。

  1. 1日1回全単語を声に出して読む(40分くらい→慣れると25分くらいになります)20日間くらいやりました。
  2. CDを聞き、発音の修正、意味のわからない単語の復習をする(20目以降、ドイツに渡るまでやり続けました)

文法を10ページ以内にまとめ、それを暗記する

文法は単語学習がある程度軌道に乗ってからです。

私は単語の学習を始めて遅れること約3週間ほどで手をつけ始めました。

本では「参考書から切り抜いて集めた文法事項を張り合わせ、10ページ以内にまとめ、それを暗記せよ」と書いてありますが、私の場合、たった3ページにまとめて、それだけを覚えました。

今から思い起こすと、かなりの抜け落ちがあったからそのような量で済んでいただけなのですが・・・ それでも結果的には問題がなかったように思います。

何かを「話したい」と思った時に”核”になるものさえ作れれば、文法を学ぶ最初のゴールは達成していると言えます。

具体的には

  1. 定冠詞・不定冠詞の格変化
  2. 代名詞の格変化
  3. 動詞の変化を使った例文(現在・過去・未来・受け身・命令)
  4. 助動詞を使った例文
  1. 以上です。ビッシリ書けば、多分A4用紙1ページに収まります・・・

しかしこの文法事項こそが日常会話のほとんどを支配しています。

明確な効果を実感

以上の方法で「語彙」と「文法」を入れ込んでドイツに渡ったのですが、結果から言うと「この本に出会って本当によかった」と思える成果でした。

もちろん最初の数日は緊張もあり、尋ねられたことに対しては主に単語で返していました。(単語学習の成果)

しかし数日たって慣れてくると、お店での会話やこちらからの働きかけが必要な場面(役所など)で、少し長めの文で話しかけられるようになってきました。(文法学習の成果)

言葉を、「語彙」と「文法」という基本的な構成要素に分けて、愚直に暗記をするというこのシンプルな方法がいかに効果的であるかを身をもって実感しました。

まとめ:最初は独学、効率を求めるなら英会話系スクールでの学習がおすすめ

以上が私が『外国語上達法』の教えを頼りに、2ヶ月でドイツ語の基礎を習得した方法です。物事はなんでもそうですが、「スタートダッシュ」は非常に重要です。独学はある意味ではこのスタートダッシュに適した方法だと思います。時・場所を選びませんので。

ただ注意しておきたい点は、同時に何事にも「息切れ」があるということです。私は最初のスタートダッシュを自力で決めたあとは、続きの学習は一定期間語学スクールに委ねるべきだと考えています。

漏れがない体系的な学びは必要ですし、何よりも自分一人だけで頑張り続けるにはやはり限界があるからです。

ただ日本でドイツ語学校に通って力をつけたい場合、少し注意が必要です。以下の記事にまとめましたので是非目を通してみてください。

ドイツ語学校を使い倒す!3ヶ月で成果をあげるドイツ語学校の選び方

この記事が少しでもご参考になれば嬉しいです。

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